【間取りアイデア】”兼用スペース”の活用で限られた空間を有効利用【読む目安:4〜5分】

【公開:2021.09.11 / 更新:2021.10.30】

こんにちは、てんぱぱです。

注文住宅でマイホームを建てるまでのプロセスの中で、間取りの検討は悩ましくも楽しいことではないでしょうか。

我が家もInstagramを毎日パトロールしては、間取りのヒントを探し求めていました。

記憶にある中でよく見かけたのは、以下のような間取りです。

  • 【○】我が家にある 【✕】我が家にない
  • シューズインクローク(土間収納)【○】
  • 1Fにファミリークローゼット【✕】
  • アイランドキッチン【○】
  • キッチンとダイニングが横並び【○】
  • 洗面室と脱衣室が別【○】
  • ランドリールーム【✕】
  • 吹き抜け【○】
  • 区切って2部屋に分けられる大きな子供部屋【✕】
  • 書斎 or ワークスペース【✕】

Instagramで実際に採用された方々の投稿を見ているると、自宅にも取り入れたくなります。

…とはいえ、上記すべてを間取りに盛り込むと、なかなかの豪邸サイズになってしまいそうです(^_^;)

多くの方々には予算や土地面積に上限があると思いますので、どうしても取捨選択が必要です。

「せっかくの注文住宅、やりたいことたくさん!でも全部盛り込むと坪数オーバー…。どうにかならないの?」

このように感じてしまうのではないでしょうか。

取捨選択をしたうえで、極力希望を盛り込むためのヒントについて、今回の記事ではお話しいたします。

てんぱぱ

間取りの希望をより多く叶えるなら“兼用スペース”を活用することで空間を有効利用!

間取りの希望を叶えながら、なおかつ坪数オーバーを防ぐためには、1つの場所に2つの役割を与える”兼用スペース”を上手く取り入れることがポイントです。

…というわけで、ここから我が家の兼用スペースについて、紹介いたします。

目次

我が家の兼用スペース

我が家は容積率の関係上、延床面積が最大でも30坪ちょっとしか確保できません。

やりたいことをすべて叶えようとすると、すぐに容積率の上限に届いてしまいます。

もし土地が広かったとしても、予算の上限もあります。

そこで役立ったのが、兼用スペースです。

我が家では、以下の5ヶ所を兼用スペースとして活用することで、延床面積を容積率の範囲内に収めながらも、やりたいことが実現できています。

兼用スペース(1F)

脱衣室 兼 ランドリールーム

我が家は洗面室と脱衣室を別々にしています。

水回りは洗面室が起点となっており、洗面室からは脱衣室とトイレの両方に行くことができます。

そして、脱衣室は浴室に繋がっています。

脱衣室はその名の通り、入浴する際の着替えに使用する場所ですが、我が家ではランドリールームも兼用しています。

脱衣室をランドリールームとして活用するために、以下のアイテムを設置しています。

  • 洗濯機
  • ホスクリーン+物干し竿
  • 自在棚+収納ボックス

こうすることで『服を脱ぐ→洗濯機に入れる→洗濯機スイッチON→洗濯物を干す→収納する』という一連の流れが、この脱衣室兼ランドリールームの中で完結します。

洗面所 兼 トイレ手洗い

さきほどお伝えしたように、1Fのトイレは洗面室の隣にあります。

こう配置することで、トイレの後は隣の洗面室で手を洗うという動線を実現できました。

我が家は1Fのトイレのみタンクレスタイプにしたため、本来であればトイレの中に別途手洗いの設置が必要になります。

さほど広くはないトイレという空間に手洗いがあると、多少なりとも圧迫感が出てしまいます。

しかし、トイレを洗面室の隣に配置することで、トイレ内に手洗いの設置が不要になります。

おかげで、トイレを狭いと感じることはありません。

また、手洗いは水を使用する場所であり、どうしても定期的な掃除が必要になります。

手洗い自体を設置しないことで、掃除が必要な場所を1つ減らすことができるため、家事の省力化にも繋がります。

兼用スペース(2F)

廊下 兼 洗濯物干し場

脱衣室をランドリールームと兼用しているとお伝えしました。

…とはいえ、我が家の脱衣室は限られた狭い空間です。

そこに洗濯物のすべては干し切れないため、僕と妻の服は、2Fの廊下で干しています。

位置はちょうど2Fの中心であり、吹き抜けに面した場所のため、洗濯物がよく乾きます。

また、さほど頻繁に通る場所でもないため、洗濯物があっても邪魔になりません。

ちなみに、我が家は完全部屋干しです。(以下の記事にて詳しくお話ししています。)

ウォークインクローゼット 兼 更衣室

我が家のウォークインクローゼットは2F廊下から直接出入りが可能です。

洗濯物が乾いた後に畳む手間を省くため、ハンガーに掛けたままウォークインクローゼットに収納できるようにしました。

僕と妻の服をすべて収納できるように、ハンガーパイプは上下2段にしています。

そのおかげで『2Fの廊下に洗濯物を干す→乾いたらハンガーのままウォークインクローゼットに収納する』と、非常に楽な動線を実現することができました。

実際、洗濯物を畳む手間がないことは、とてもストレスフリーです。

さらに、ウォークインクローゼットは更衣室としても活用しています。

ハンガーに掛けたまま服が収納されているため、着替えの際に服を見渡すことができて便利です。

また、一条工務店の家ならではのメリットもあります。

床下の配管がウォークインクローゼット内にも通っており、ウォークインクローゼットの中も快適な空間となっています。(夏場:床冷房で涼しい/冬場:床暖房で暖かい)

着替えもまったく苦になりません。

個室(主寝室・子ども部屋) 兼 ワークスペース

新型コロナウイルス対策として、僕の勤務先からリモートワークを指示された時期がありました。(なお、現在は普通に出社しています…。)

間取りを検討する際には、もともと在宅勤務をすることなど全然考慮していなかったため、書斎のような仕事専用スペースは設けていません。

そんな我が家ですが、2Fの個室(主寝室や未来の子ども部屋)を上手く活用することで、快適に仕事ができました。

詳細は以下の記事に記載しています。

まとめ

今回は、我が家の”兼用スペース”について紹介しました。

多くの兼用スペースに共通しているのは“使用頻度が低いこと”と“滞在時間が短いこと”の2点です。

もしこのような場所があれば、兼用スペースとして上手く活用できないか検討されてみてはいかがでしょう。

上手く兼用スペースを取り入れることで、坪数オーバーを防ぎながらも間取りの希望を叶えることができるかもしれません。

ハウスメーカーや工務店の実例集なんかもヒントになるかと思います。

てんぱぱ

皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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