こんにちは、てんぱぱです。
近頃、毎年のように猛烈な台風や豪雨による被害が発生しています。
もし一条工務店を検討されているなら、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
「最近、台風や豪雨の被害がすごい…。一条工務店の家って、台風や大雨のときでも大丈夫なの?」
この疑問に対して、我が家は『一条工務店の家は台風や大雨のときでも安心です』とお答えします。
なぜ安心だと言えるのか?実際のところどうなのか?
今回の記事は、台風や豪雨の際の我が家の体験談を交えながら、上記の疑問を解決するためのヒントになる内容です。
ぜひ、最後までお付き合いください。
はじめに
『災害に強い家を建てたい』
マイホームを検討中の皆様なら、きっと誰もがお考えのことかと思います。
ただ、なんとなく『災害に強い=地震に強い』というイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。
実際、いろいろなハウスメーカーや工務店のWebサイトを見ていると、地震に対する備え(耐震性)については、各社力を入れてアピールしています。
しかし、台風や大雨に対する強さについては、耐震性ほどしっかりと説明されていないような印象があります。
災害は地震だけではありません。
毎年のように発生する台風や豪雨に対する備えも、重要なことです。
ここから、一条工務店の家における台風や豪雨への対策についてご紹介します。
台風や豪雨のときでも一条工務店の家が安心である理由
我が家は一条工務店の家に暮らしています。
『高気密・高断熱で地震に強い』というイメージをお持ちの方々も多いのではないでしょうか。
それだけではなく、一条工務店の家は台風や大雨に対しても、しっかりと備えられています。
台風に対する備え
窓:防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
特殊な樹脂膜を2枚のガラスで挟み込んで接着することで、割れにくくなっています。
もしガラスが割れてしまった場合でも、破片が飛び散るのを最低限に抑えることができます。
一条工務店の工場見学では、実際に重いものを衝突させてガラスが割れないことを実演してくれます。
また、このような強固なガラスが採用されているためか、我が家は窓にシャッターは設置していません。
実際、近所の一条工務店の家を見ていても、窓にシャッターが設置されているのは見かけません。
耐風等級:2段階中の2(最高等級)
耐風等級とは、暴風に対して建物がどのくらい倒壊・崩壊しにくいか、あるいは損傷が生じにくいかを明記したものです。
耐震等級と比べると、あまり馴染みのない言葉かもしれません。
一条工務店のWebサイト内では該当するページを見つけることができなかったのですが、我が家の『設計住宅性能評価書』という書類には耐風等級が2であることが明記されています。
ちなみに、打ち合わせ中に耐風等級について話をした記憶はないです。
それでも耐風等級2になっているので、おそらくは標準仕様かと思われます。(詳細は営業担当者にご確認ください。)
【参考:耐風等級2の定義】
極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力(建築基準法施行令第87条に定めるものの1.6倍)の1.2倍の力に対して倒壊、崩壊等せず、稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力(同条に定めるもの)の1.2倍の力に対して損傷を生じない程度
※出典:国土交通省Webサイト
耐風等級2はこのように定義付けされています。
難しい文章ですが『法律(建築基準法)で定めた基準より1.2倍の力の暴風に対しても耐えられる強さを持っている』と理解いただければいいのではないかと思います。
豪雨に対する備え
防水対策
一条工務店の家は工場生産されています。
『家を建てる』と聞くと、大工さんが現場で木材を運んで家の骨組みを組み立てて、それから窓や外壁材が取り付けられて…、というイメージが湧くのではないでしょうか。
しかし、一条工務店の場合、窓に断熱材や外壁タイル等を取り付けたユニットを工場で組み立てます。
そして、それらのユニットを現場に運び、組み合わせていきます。
我が家も上棟の日は見学に行きましたが、たしかに『家を建てる』というよりは『家を組み立てる』という印象でした。
現場での作業を少なくすることで、雨漏りの原因となりやすい箇所の施工精度を高めています。
雨漏りの原因となりやすい、屋根やバルコニーといった各箇所について、しっかりと対策されていることが分かります。
また、サッシについても水密性能が『W-5』という最高等級のものであり、ここでも充分な防水対策がされています。
耐水害住宅
我が家が引き渡しされた後に登場した、耐水害住宅。
ニュース等でも取り上げられ、話題になったのを見た方々もいるのではないでしょうか。
耐水害住宅には、以下のような2つの仕様があります。
どちらのタイプもオプションとはなりますが、坪あたり数万円の追加で耐水害仕様にすることが可能です。
【スタンダートタイプ】
一定以上の水位になると、あえて床下に水を取り込みます。
床下に取り込んだ水は、家が流されないための重石として機能します。
【浮上タイプ】
敷地の四隅にポールを設置して、家とポールをワイヤーのようなもので繋ぎます。
一定以上の水位になると家そのものが浮き上がることで、浸水被害を防ぎます。
営業担当者さんにお聞きしたところ、問い合わせはわりと多いみたいですよ。
水害リスクのある土地に家を建てる必要がある場合、耐水害住宅という選択肢があれば安心ですね。
我が家の台風体験談
我が家は2019年の秋から一条工務店の家で暮らしています。
暮らし始めてから、日本に上陸もしくは接近した台風は以下の通りです。
- 上陸した台風の数:3年間で6個(年平均2個)
- 接近した台風の数:3年間で24個(年平均8個)
2020年 台風情報 【上陸】0個 【接近】7個
2021年 台風情報 【上陸】3個 【接近】9個
2022年 台風情報 【上陸】3個 【接近】8個
※出典:気象庁
これだけの数の台風が日本に上陸もしくは接近しています。
また最近では、台風が発生していないときでも豪雨になることもあります。
このような台風や豪雨のとき、我が家はどうだったのか?
結論をお伝えすると『家の中にいれば恐怖感はほぼなく安心』という感覚です。
台風や豪雨のときの音の聞こえ方に焦点を当ててお伝えします。以下の表をご覧ください。
【雨】 | 【風】 | 【家の中での音の聞こえ方】 |
しとしと降る | なし | 雨が降っていることに気付かない |
しとしと降る | あり | 窓に雨が当たる音で気付く(『雨降ってたのか…』と感じる程度) |
ざーざー降る | なし | 屋根に雨が当たる音で気付く(『雨が強いな〜』と感じる程度) |
ざーざー降る | あり | 屋根や窓に雨が当たる音で気付く(『雨かなり強いな…』と感じる程度) |
なんとなくイメージが伝わりましたでしょうか…?
我が家のある関西に上陸した、2023年8月の台風7号のことについてお話しします。
台風7号のときの我が家の様子
8月初旬
毎日のように台風の進路予想をチェック。確認するたびに関西に直撃コースとなる…。
8/14(月) 午前中
台風に備えて買い出し。まだ天気は荒れていない。
8/14(月) 夕方
雨が降り始める。屋外の台風対策。
8/14(月) 夜23:00頃
雨が強くなる。静かにしていると屋根に雨が当たる音が聞こえるが、普通に寝られる。
(子供たちはすでに寝ていたが、雨の音で起きることはない。)
8/15(火) 朝
だんだん風が強くなる。横から打ちつけるような雨の降り方になり、窓に雨が当たる音が聞こえる。
8/15(火) 午前
いちばん台風が近付いた時間帯。強い風が吹きつける音や雨が窓に当たる音に息子が少々驚く。
…とはいえ、このような音は聞こえるものの、家の中にいれば安心感がある。
実家では、台風で強い風が吹きつけると窓が揺れていたが、我が家ではそんな感じはまったくない。
(実家は25年ほど前に建てられた、地元工務店の建売の戸建て。)
8/15(火) 午後
雨と風が落ち着き始める。徐々に警報が解除されていく。
台風通過時の雨と風の音は聞こえますが、そんな状況の中でも、普通に寝ることができます。
実際、過去には台風通過中に家族みんなで昼寝していたこともあります。(目覚めたら台風が通過していました…。)
もちろん、これまで台風や豪雨によって、雨漏りや破損といった家へのダメージも受けたことはありません。
まだ我が家は経験していませんが、台風や豪雨のときに困るのは停電です。
我が家は太陽光発電を設置しているので、晴れた日の昼間であれば最低限の電気は使用可能です。
一条工務店では、最近では太陽光発電と蓄電池をセットで導入できるようになっています。
我が家が太陽光発電を導入した費用と同じくらいの金額で、蓄電池もセットになっているとのこと。
日頃の電気代を抑えるだけではなく、災害に対する備えとしても活躍してくれそうですね。
まとめ
今回は、我が家の体験談も交えながら、一条工務店の家が台風や豪雨のときでも安心であることについてお話しいたしました。
冒頭でもお伝えしたように『災害に強い家=地震に強い家』というイメージがあり、家を建てるときには耐震性に目が向きがちです。
もちろん耐震性も重要なことですが、台風や豪雨に対する備えについても、意識を向けていただければと思います。
気になっているハウスメーカーや工務店があるなら、台風や大雨にどんな対策がされているのか、一度調べてみるといいかもしれません。
皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。