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【住宅ローン】マイホーム計画を“予算決め”から取り組むべき理由【読む目安:5〜6分】

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【公開:2021.07.04 / 更新:2021.10.27】

こんにちは、てんぱぱです。

先日、年末調整に必要となる『住宅ローンの残高証明書』が届きました。

もう年末調整の時期とは…、時間が経つのは早いですねぇ。

「けっこう残高減ったかな〜?」と思いながら開封すると、まぁ見事に減っていません。

住宅ローン完済までの道は、まだまだ長いようです(^_^;)

マイホームを手に入れて、住宅ローンの返済がスタートしてから2年と少々…。

このブログのタイトルにもあるように、我が家は頭金なしのフルローンです。

以前の賃貸アパートの家賃より、現在の住宅ローンのほうが、毎月の支払い金額は高いです。

それでも、住宅ローンの支払いのために、日々の生活で無理や我慢をすることはなく、いわゆる普通の暮らしができています。

頭金なしのフルローン…。

下手すると家計を崩壊させるかもしれないほどのインパクトがある…、そんなフレーズですよね。

我が家は、マイホーム計画を進め始めた最初の段階で“予算決め”を行いました。

その結果『頭金なしのフルローンで住宅ローンの借り入れをする』と決断しました。

「注文住宅でマイホームを建てたいけれど、まず何から考えればいいの?」

このようなお悩みをお持ちの方々にお伝えしたいです。

てんぱぱ

最優先で取り組んでいただきたいことは“予算の決定”です。

「マイホームの予算を決定することで、どんな良いことがあるの?」

「そもそも、どうやって予算の決め方って…?」

これらの疑問について、我が家の体験談をもとにお話しいたします。

ぜひ最後までお付き合いください。

目次

マイホーム計画の第1歩は“予算決め”

夢と希望のマイホーム。

その第1歩が予算を決めることだなんて…。

なんとも味気のない、とても現実的な話です。

しかし、具体的にマイホーム計画を進めるためには非常に重要なことです。

ここでちょっと想像してみてください。

マイホームが欲しくなり、とりあえず住宅展示場を訪れたとします。

一通りモデルハウスを案内してもらった後、営業担当者と以下のような会話になります。

営業担当者

展示場にお越しいただいたということは、家づくりをお考えなんですか?

あなた

まぁ、そうですね。時期とかはまだ何も決まっていないんですけど…。

営業担当者

そうなんですね。ところで、だいたいのご予算はお決まりですか?

あなた

予算ですか…。いや~、具体的にはまだちょっと…。

このような会話が繰り広げられること、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。

実際にここまでストレートに聞かれることは少ないかもしれませんが、営業担当者はほぼ確実に予算感について探りを入れてくると思われます。

さきほどの会話について、今度は営業担当者の立場になってみてください。

おそらく、営業担当者は複数のお客さまを同時並行で担当しているはずです。

そんな状況の中、予算が具体的に決まっていないお客さまへの対応はどうなるか?

推測ですが、おそらく優先度を下げて、積極的に追いかけないという判断をすると思います。

理由は単純、お客さまの予算感と自社の価格帯が合うか分からないからです。

なぜ営業担当者は予算を把握したいのか?

それは、見込み顧客になるのかどうかを把握するためです。

ある程度の予算が決まっていて、それが自社の価格帯にあっている場合、そのお客さまは営業担当者にとって見込み顧客となります。

営業担当者は自社で契約してもらうべく、具体的な間取りや設備を提案したり、土地情報を提供したり、積極的に顧客にアプローチします。

こうなると、最終的にどのハウスメーカーと契約するにしても、具体的に家づくりが前に進みそうですよね。

住宅展示場に行って説明を受けると、1社あたり2〜3時間程度は必要です。

また、構造や性能といった小難しいことについて、頭を使いながら話を聞くため、わりと疲れます。

あらかじめ予算決めをしておくと、自分たちに価格帯が合いそうなハウスメーカーに絞り込んで説明を受けることができます。

価格帯が合うということは、ハウスメーカーからも具体的な提案をしてくれるはずです。

せっかく時間と労力を使うのなら、具体的に話を進めたいですよね。

そのための第1歩として大切なのが、予算決めなのです。

予算を決めるための方法

マイホームを手に入れる際、多くの方々が住宅ローンの借り入れを行うかと思います。

毎月の住宅ローンの支払い、いくらになるんだろう?」

「トータルでいくらまで住宅ローンの借り入れができるんだろう?」

住宅ローンは金額が大きく、返済期間も長いため、なかなかイメージしにくいのではないでしょうか。

そんなときは、プロの力を借りましょう。

我が家はファイナンシャルプランナー(以下『FP』)にライフプランを作成してもらい、マイホーム建築の予算を決めました。

我が家の予算の決め方

僕の勤務先の福利厚生のメニューに『FP無料相談』というものがあり、それを利用しました。

FPに自宅まで来ていただき、以下の条件で『日常生活に影響を及ぼすことなく、借り入れ可能な住宅ローンの最大金額を教えてほしい』とお伝えしたうえで、ライフプランを作成してもらいました。

  • 定年まで夫婦共働き
  • 子供は2人(4学年差)
  • 子供たち2人の進路を高校まで公立で大学は私立(自宅から通学)と想定
  • 自動車や家電製品の買い替え費用を見込んでおく
  • 家のメンテナンス費用を見込んでおく

そして、作成していただいたライフプランをもとに、我が家が無理なく借り入れ可能な住宅ローンの最大金額を算出してもらいました。

その根拠についても説明を受けたうえで、我が家のマイホーム購入の予算を決定していきました。

そして、我が家の予算に合ういくつかのハウスメーカーを比較・検討した結果、一条工務店を選択したというわけです。

ちなみに、最終的に一条工務店を含む3社まで絞り込んでいました。

見積もり金額を比較すると、その3社の中では一条工務店がいちばん高かったです。

そんな状況の中、一条工務店を選んだ理由については、以下の記事で紹介しています。

我が家がFPによるライフプラン作成をして良かったと感じたことをお伝えします。

  • マイホーム購入の予算を決定するための根拠ができた
  • 家計を見直すきっかけになる(携帯電話を格安SIMに変更する等)
  • 保険を見直すきっかけになる(実際に保険会社を変更済)

最終的に予算をいくらに設定するか判断するのは自分たちですが、その判断するための材料を与えてくれたという点で、FPに相談して良かったと感じています。

なお、ハウスメーカー各社にも提携しているFPがいます。

家づくりを進める中で、営業担当者からFPとの相談を提案されることもあります。

もちろん、それを活用してもOKです。

ちなみに、実際にそんなことはないと思いますが、どうしても『ハウスメーカーと提携なら、立場的にハウスメーカー寄りなのでは…?』と疑ってしまうなら、ハウスメーカー無関係でFPと相談可能なサービスの利用をおすすめします。

まとめ

マイホーム計画の第1歩は、予算の決定です。

予算が決まると、ハウスメーカーの絞り込みがしやすくなり、家づくりが一歩前進します。

『自分たちの予算=借り入れ可能な住宅ローンの金額』を知ることで、検討が具体的に進むかと思いますので、ぜひお試しください。

てんぱぱ

皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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