【公開:2021.09.20 / 更新:2021.11.21】
こんにちは、てんぱぱです。
家づくりを進める中で、InstagramなどのSNSを参考にされている方々も多いのではないでしょうか。
お洒落な家の投稿がたくさんで、見ているだけで夢が広がりますよね。
僕も妻も、家づくり期間中はInstagramの確認がもはや日課でした。
そんな我が家がInstagramを参考にして取り入れたのが、以下の3つを組み合わせた間取り。
- オープン階段
- リビング階段
- リビング吹き抜け
この組み合わせ、開放感があってお洒落な雰囲気が出ます。
そんな我が家が、上記の3つの中で「子供にとっては危険かも…」と取り入れるか否かを悩んだのが、オープン階段です。
今回の記事では、子育て世帯ど真ん中の我が家がオープン階段を採用した経緯についてお話しします。
「オープン階段ってお洒落!採用したいけど、実際どうなの?子供が小さいから、やっぱり危険だよね…?」
このような疑問点を解決するヒントにしていただければ幸いです。
子育て世帯にてオープン階段は採用できる?できない?
我が家の体験談から、子供が幼いからといってオープン階段を諦める必要はないと思います。
階段を死角にしない間取りであれば、子育て世帯でもオープン階段の採用は可能だと考えています。
我が家が一条工務店と契約して、本格的に間取りや設備などについて打ち合わせを開始した頃、息子はまだ2歳になる前。
実際に一条工務店の家に暮らし始めた時点でも、まだ3歳になっていませんでした。
さらに、引っ越しから約1年後には、娘が誕生。
このように、子育て世帯ど真ん中の我が家ではありますが、オープン階段を採用しています。(一条工務店だと『オープンステア』という名称のオプションです。)
そんな我が家がオープン階段を採用する際に工夫したことについて、詳しくお話しいたします。
オープン階段を採用するにあたっての工夫
オープン階段を採用する際に工夫したのは『階段が死角にならないようリビングに設置する』という点です。
冒頭でお伝えした通り、我が家は『オープン階段+リビング階段+リビング吹き抜け』という間取りになっています。
画像の通り、一条工務店のオープンステアは一直線です。
よく言われることのひとつに「階段が一直線だから落ちたときに危険」というものがあります。
このことについて、まず事実をお話しします。
暮らし始めて約2年間、階段から誰かが落ちたのは1回だけです。
低いところから落ちたため、打撲こそありましたが無事でした。(ちなみに、落ちたのは息子でも娘でもなく、僕です…。)
一条工務店のオープンステアには、階段の両側に手摺があります。
基本的にそれを持ちながら昇り降りしているため、危険だと感じる場面は少ないです。
(オーピン階段の手摺の有無は営業担当者や設計担当者にご確認ください。)
ちなみに、暮らし始めた頃には怖がって階段に近付こうとしなかった息子ですが、気付けばひとりでしっかり昇り降りできるようになっています。
オープン階段のメリットとデメリット
オープン階段のメリット
子どもが昇り降りするときの様子が見える
暮らし始めて気付いたメリットです。
間取りにもよるかと思いますが、我が家の場合、LDKのどこにいても階段が視界に入ります。
息子がひとりで昇り降りし始めた頃には、やはり危なっかしいのでサポートが必要でした。
そんなとき、階段が視界に入りやすい場所にあると、すぐにサポートに向かうことができます。
我が家は単純に一条工務店のオープンステアが気に入ったため採用しました。
そして、家族とのコミュニケーションを大事にしたいという考えから、リビング階段を採用しています。
この両者を採用することで生み出された、想定外のメリットです。
手摺の高さがちょうど良い
これは実際に息子から聞いたメリットです。
息子によると、我が家の階段は手摺がちょうど持ちやすい高さにあるとのこと。
階段の手摺なんてどれも同じかと思っていたのですが、言われてみれば、息子は僕の実家の階段をひとりで昇り降りできません。
僕の実家(築20年ほど)は、よくあるボックス階段です。
しかし、息子にとっては手摺が高い位置にあるため、手が届かないのです。
だから怖くて、ひとりでは昇り降りできないと教えてくれました。
手摺の高さが、子供にとって安全な階段であるか否かを判断するポイントになるかもしれませんね。
オープン階段はデザインに目が向きがちですが、子供が小さいなら、手摺の高さについてもチェックしておくといいかもしれません。
オープン階段のデメリット
ベビーゲートの設置が難しい
ここ最近の悩みです。
一条工務店のオープンステアの場合、階段の片側には壁がないため、一般的な壁で突っ張るタイプのベビーゲートの設置が難しいです。
階段の手摺を支える柱を利用して、突っ張りタイプのベビーゲートを設置することは可能なようですが、柱の強度が心配で実施に踏み切れません…。
2Fについては、階段の手前にある短い廊下にベビーゲートを設置しています。
夜中、子供が寝ボケてふらっと階段に行かないようにするためです。
問題は1Fです。
もうすぐ5歳になる息子はスムーズに階段の昇り降りができるので、さほど心配ありません。
悩ましいのは、1歳になったばかりの娘です。
Twitterには投稿したのですが、自力で2Fまで階段を昇りきったのです…。(もちろん、僕から妻が後ろで見守っているときにですが。)
取り急ぎ、椅子をバリケード代わりに設置したり、娘の苦手なおもちゃを置いたり、なるべく娘が階段に近付かないよう対策しています。
…とはいえ、ずっとこのままというわけにもいきません。
市販のベビーゲートだけではなく、一条工務店オプションのキディガードの取り付けも検討しています。
近々、別件で監督さんが家に来てくれるので、その際にキディガードの取り付けについて相談するつもりです。
監督さんにキディガードの取り付けについて相談したところ、さっそく見積もり金額を教えていただきました。
【金額】¥35,600(税込) ※キディガード本体+取り付け費用
なお、上下階2ヶ所のセットでしか販売できないようです。我が家は1Fのみ必要なので、しばし検討します…。
我が家がどのように対策を実行したかについては、また後日お伝えしたいと考えています。
【追記】オープンステアへの侵入防止対策を実施しました
上記Twitterに記載の通り、置き型タイプのベビーゲートを設置しています。
「置き型だと、ズラして移動させて侵入できてしまうのでは…?」という心配もあるかと思いますが、我が家の間取りでは問題ないと判断しました。
こちらの写真の赤色の線がベビーゲートです。
端を折り曲げることのできるタイプを使用しています。(一直線でもコの字型でも使用可能。)
『固定箇所』の位置でオープンステアとベビーゲートをマジックテープバンドで固定しています。
反対側(写真右側)については、ズラしたくても壁やTVボードに当たるため、おそらく移動は不可能です。
また、置き型タイプなので壁などを傷付けることなく設置できました。
費用面でも、一条工務店のキディガード取り付けの約1/3程度で抑えることができています。
一条工務店オープンステアについての補足
一条工務店でオープンステアの採用を考えている場合、ひとつ注意点があります。
展示場のオープンステアはワイドタイプになっていることがあります。
ワイドタイプは通常のオープンステアよりも幅広で傾斜が緩いものです。
オープンステアの採用を検討する際には、通常タイプを実際に昇り降りしたうえで判断することをおすすめします。
慣れてしまえばどうってことないですが、ワイドタイプと通常タイプでは昇り降りの感覚がけっこう違います。
我が家もいつも打ち合わせしていた展示場(ismart)にはワイドタイプが設置されていたため、隣の展示場(icube)に行って通常タイプの昇り降りをさせてもらいました。
通常のオープンステアが設置された展示場や入居宅訪問の際に確認することが可能ですので、営業担当者や設計担当者に相談すると良いと思います。
ちなみに、ワイドタイプの採用も可能ですが、間取りに組み込むのが難しいと小耳に挟みました…。
まとめ
間取りとの組み合わせ次第で、子育て世帯であってもオープン階段の採用は充分可能です。
ただし、一条工務店に限らず、オープン階段の場合はベビーゲートの取り付けが難しいかもしれません。
そのような点も考慮に入れながら、オープン階段の採用を含めて間取り全体を検討することをおすすめします。
皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。