【公開:2021.12.26】
こんにちは、てんぱぱです。
注文住宅を建てる際のお悩みのひとつが、土地探しではないでしょうか。
実際、Instagram等を見ていても多くの方々が苦戦されているようです。
長期にわたり年単位で土地探しを続けている、というケースも見受けられます。
「土地探しってどうやって進めたらいいの?」
「みんなどんな感じで土地探ししてるの?」
今回は、あなたの土地探しのヒントにしていただければと思い、我が家の土地探しについて振り返ります。
家づくりのひとつの体験談として、参考にしていただければ幸いです。
我が家の土地について
まず、我が家の土地について紹介します。
【我が家の土地の特徴】
- 約50坪
- 整形地
- 北道路
- 建ぺい率:40% / 容積率:60%
- 第一種低層住居専用地域
- 最寄駅徒歩7分(最寄駅は普通電車のみ停車)
- 敷地の端に電柱(敷地外)と支線(敷地内)あり
この土地に一条工務店の注文住宅でマイホームを建築して暮らしています。
本格的に土地探しをスタートしてから、2ヶ月半ほどで見つけました。家そのものについてはもちろん、土地についても満足しています。
それでは、土地探し当初の希望と実現度についてお話しします。
以下の表をご覧ください。
希望 | 結果 |
---|---|
ハザードマップ問題なし | 【○】危険エリア外 |
予算内 | 【×】やや予算オーバー(立地と広さのわりには費用は安い) |
エリア | 【○】夫婦とも通勤に便利なエリア |
駅から徒歩圏 or バス停の近く | 【○】最寄駅から徒歩約7分(普通電車のみ停車駅) |
車でのアクセス | 【○】前面道路約6m/周辺道路も広い |
隣家とのゆとり | 【○】ゆとりあり(建ぺい率:40% / 容積率:60%) |
学区 | 【○】小学校・中学校ともに落ち着いている |
学校からの距離 | 【×】小学校:徒歩約20分 / 中学校:自転車通学 |
分譲地 | 【○】全50区画ほどの分譲地内 |
高低差なし | 【×】前面道路とやや高低差あり(基礎の一部を深基礎にする必要あり) |
よく、土地探しでは『100点の土地はない、70点の土地が見つかればOK』といったことをお聞きします。
まさにその通り、当初の希望10項目のうち7項目が『○』という結果になりました。
我が家の土地探し体験談
それではここから、我が家の土地探しについて振り返ります。
まず土地の探し方についてです。
土地探しの際、我が家は2つの方法を活用しました。
Webサイト検索
まずひとつめの方法は、自力でのWebサイト検索です。
土地探し期間中は以下のWebサイトを毎日のように覗いていました。
検索結果を眺めながら『おっ、ここいいかも』と思う土地を見つけたときには、以下のようにチェックしていました。
【Googleマップで現地確認】当時住んでいたエリアと土地探しをしていたエリアが離れていた(車で30分弱)ため、Googleマップのストリートビューをフル活用していました。
【現地確認】ハウスメーカーと打ち合わせがある際には、土地探しをしていたエリアに行く必要があったため、そのついでに現地を見に行っていました。
【ハウスメーカーの営業担当者に相談】土地情報が掲載されてるURLを送信して、意見をお聞きしていました。
Webサイト検索による土地探しですが、正直なところ、なかなか難しかったです。
たとえWebサイト上では良さげに見えた土地でも、Googleマップのストリートビューや現地を確認すると、いまいちなことも多かったです。
また、ハウスメーカーの営業担当者から『この土地だと、土地の費用とは別にけっこうな費用が必要』と言われることも…。
(「前面道路との高低差がありすぎる」「古い擁壁を作り直す必要があるかも」「周辺道路が狭いため資材の運搬が大変」などなど…。)
結局、Webサイト検索では、今暮らす土地を見つけられませんでした。
ハウスメーカー営業担当者に依頼
もうひとつ、並行して実行した土地探しの方法が、ハウスメーカーの営業担当者に土地探しをしてもらうことです。
当時、以下の3社を比較・検討しており、各社の営業担当者には土地情報についても提供してほしいと依頼していました。
3社とも、いろいろな土地情報を提示してくれました。各社の土地探しについて簡単に振り返ります。
一条工務店
土地情報の量は3社でいちばん少ないが、ハザードマップで問題なさそうな土地をピックアップしたうえで提案。
また、ただ情報を渡すだけではなく、おすすめの土地(=今暮らしている土地)を提案してくれた。
建物そのものにも魅力を感じていたため、最終的に契約に至る。
アイ工務店
お伝えした要望を整理いただき、我が家が見落としていたエリアの土地情報についても提案あり。
建物そのものについても好印象であったが、途中から営業担当社のレスポンスが遅くなってしまい、見送り。
(ちょうど新展示場の店長になられることが決まった時期と重なり、多忙すぎた様子。)
アキュラホーム
希望エリアに自社の土地があり、一時期は仮押さえまで進んだ。(最終的にキャンセル。)
提供いただいた土地情報の中に農地が混ざっていたり、質問に対する回答がやや曖昧だったり…。
やりとりを継続する中で不安が垣間見えたため、候補から外れる。
ハウスメーカー検討中という状況にもかかわらず、各社しっかりとご対応いただきました。
その中でも、一条工務店の営業担当者だけが、今暮らしている土地についての情報をもってきてくれました。
(偶然にも、我が家の営業担当者の他のお客さまがきっかけとなって見つけられた土地だったようです。)
この土地については夫婦ですぐに『ここがいい!』と意見が合いました。
そして、一条工務店の家そのものにも魅力を感じていたため、契約に至ったわけです。
ちなみに、我が家の土地は全50区画ほどの分譲地内のひとつ。
もともとは、プレハブの建物が設置されて、分譲地の現地案内所として利用されていた区画です。
現地案内所が設置されている関係上、すぐに土地の引き渡しができないという条件がありました。
その分、こちらが打診した以上の金額を値引きしてくれたのもラッキーでした。
まとめ
いつ『ここがいい!』と思える土地に出会えるか分かりません。
あらかじめ条件を整理して、その条件を基づいてハウスメーカーや不動産業者に土地探しを依頼することが必要です。
また、条件が整理されていれば『いいかも』と思った土地に決めるか否かの判断がしやすくなります。
皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。