【注文住宅】我が家の”なくしてよかったもの”5選【読む目安:5〜6分】

【公開:2021.12.18】

こんにちは、てんぱぱです。

「この間取りは取り入れたいなぁ」

「やっぱりあの設備は欲しい!」

注文住宅でマイホームを検討中なら、このように実現したいことが次々に思い浮かぶのではないでしょうか。

我が家も同じです。

家づくりノートをあらためて見返すと、3ページにわたって希望の間取りや設備について書き綴られていました…。

いや〜、なかなか貪欲でしたね、当時の僕と妻(笑)

このように、家づくりを進めていると、どうしても”足し算の考え方”が中心となって、あれもこれもと詰め込みがちです。

…とはいえ、予算にも限りがありますし、要望すべてを実現することはほぼ不可能です。

そして、どこかのタイミングで本当に自分たちにとって必要なものを選択することが求められます。

今回の記事では、我が家の”なくしてよかったもの”についてお話しします。

希望の間取りや設備の中から、本当に自分たちにとって必要なものを選択する際のヒントになる内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

てんぱぱ

ポイントになるのは“引き算の考え方”と“掛け算の考え方”の2点です。

目次

我が家の”なくしてよかったもの”5選

それでは、我が家の“なくしてよかったもの”について、さっそく紹介いたします。

【1】和室/畳コーナー

もともとの希望はどうだった?

家づくり当初、LDKに隣接した位置に和室もしくは畳コーナーが欲しいと考えていました。

理由は、子育てのためです。

遊び場になったりお昼寝スペースになったり、LDKに隣接した和室・畳コーナーというのは、子育て世帯には定番の間取りではないでしょうか。

我が家が家づくりを進めていた頃、子供は息子ひとりでした。

しかし、僕も妻も『もうひとり子供が欲しい』と思っており、そのためにリビング隣接の和室か畳コーナーがあれば便利だと考えていたのです。

なくした理由

当初、設計担当者から提案された間取りにはLDKの一角に畳コーナーがありました。

しかし、和室・畳コーナーをなくした理由は2つあります。

  • 【1】場所も広さも中途半端であったため

畳コーナーを設置する場合、位置はダイニングの横でした。

その位置は我が家の間取り上、LDKの端となり動線があまり良くありません。

また、広さも3帖ほどしか確保できませんでした。

  1. 【2】想定する活用方法が実現できないと判断したため

和室・畳コーナーを設置するなら、子供の遊び場やお昼寝スペースとして活用することを想定していました。

しかし、普段の息子の遊び方を見ていると、3帖程度の畳コーナーにはとうてい収まりそうにありません…。

さらに、もし2人目の子供が産まれたとして『息子が遊んだり走り回ったりするであろう畳コーナーで寝かせておけるのか…?』という疑問も感じました。

なくしてどうだった?

最終的に畳コーナーをなくしてLDKすべてをフローリングにしましたが、この判断は良かったと感じています。

想像した通り、息子はLDKをフル活用して遊び回っています。

【2】トイレ内手洗い

もともとの希望はどうだった?

『トイレの中には手洗いがある』ということに何の疑問もなく、そもそも設置するかどうかを考えたことがありませんでした。

しかし、妻がInstagramで『洗面室の隣にトイレを設置することで、トイレの中の手洗いをなくす』という投稿を見つけました。

我が家も同じようにしたいと設計担当者にお伝えして、間取りを検討していただくことに。

その結果、1Fトイレが洗面室の隣に設置される間取りになりました。

なくした理由

掃除する場所を減らしたいと考えたためです。

共働き夫婦であるゆえ『家事が楽になる家にしたい』と考えながら、間取りや設備の検討を進めました。

なくしてどうだった?

良い間取りになったと感じています。

『トイレの後は隣の洗面室で手を洗う』という動線を実現できたことで、1Fのトイレ内に手洗いが不要となり、掃除する場所をひとつ減らすことができました。(ちなみに、2Fトイレの中には手洗いを設置しています。)

勝手口

もともとの希望はどうだった?

もとから『勝手口はないほうがいい』と考えていました。

なくした理由

実家には勝手口がありますが、以下のような理由であまり活用できていないように感じたためです。

  • 勝手口はほぼ使用せずに玄関から出入りしている。
  • 勝手口専用にサンダルを置いているが、庇がないために雨の日などに汚れてしまう。
  • 家の中でも勝手口付近は寒い。

また、我が家の間取り上、勝手口を組み込む場所がなかったのも、なくした理由のひとつです。

なくしてどうだった?

全然困ることはありません。

家の外に用事があるときには、玄関から出入りできればそれだけで充分です。(大きな家ではないので…。)

バルコニー

もともとの希望はどうだった?

『一戸建てにはバルコニーがある』という固定観念があり、バルコニーを設置するか否かを考えたことがありませんでした。

打ち合わせを進める中でバルコニーは不要だと判断して、途中で削除しました。

なくした理由

洗濯物は完全部屋干しなので、バルコニーは不要と判断したためです。

また、洗濯物を干す以外の用途で活用しようにも、なんとも中途半端なサイズでした。

「2FリビングでバルコニーとLDKを繋げて広く見せたい!」

「庭が確保できないので、外の遊び場として利用したい!」

「ベランピングを楽しみたい!」

これらのように明確な目的があり、なおかつ充分な広さが確保できるなら採用しても良いと考えています。

もし明確な目的がないなら、せっかくバルコニーを採用しても、使用することなく掃除やメンテナンスの手間だけが発生してしまうのではないでしょうか。

実家にも広いバルコニーがありますが、ほぼ活用されていません。

そのくせ、年1回のバルコニー掃除は必要です。(よく駆り出されています…。)

なくしてどうだった?

何の問題もなく、バルコニーなしのマイホームで暮らしています。

花壇

もともとの希望はどうだった?

正直なところ、外構についてはそこまで深く考えることができていませんでした。

夫婦とも、性格的にこまめに花や木の世話ができるとは思えません…。

ただ、庭に花や木が何もないというのも味気なく感じたため、とりあえずポストの足元を花壇スペースにしておきました。

なくした理由

我が家は北道路であり、花壇スペースは家の北西の位置になります。

そのため、日当たりを好む花は植えることができず、妻のテンションは下がりました…。

(妻の好みに合う花がことごとく陽当たりを好むものばかりだったので…。)

結局、花壇スペースを持て余してしまい、最終的に外構の追加工事として埋めてもらいました。

なくしてどうだった?

花壇を埋めてしまったあと、プランターをポストの足元に置いて花を育てることにしました。

このくらい小規模なほうが性格に合っているのか、無理なく続けることができています。

わざわざ花壇を設けなくても、プランターを置くだけで充分に彩りを加えることができています。

外構は暮らし始めてからも手を加えやすい部分なので、もし迷う場合は無理に決定してしまわず、実際に暮らし始めてから判断してもいいかもしれません。

必要なものを選択する際のポイント

冒頭でもお伝えした通り、せっかくのマイホームなので、あれもこれも付け足しては“足し算の考え方”になりがちです。

どこかで必要なものだけに絞り込むということが求められますが、そこで意識していただきたいのが以下の2点です。

【引き算の考え方】本当に必要だと言い切れないもの、なくても困らないものを切り捨てる

【掛け算の考え方】単体では導入が難しくても、他の何かと兼用することによって取り入れる。

まとめ

予算には限りがあります。

“足し算の考え方”だけでは、きっといくら予算があっても足りません…。

そこで、一度立ち止まって“引き算の考え方”や“掛け算の考え方”を意識することで、予算内に収めながらも希望に近付けることができるのではないでしょうか。

てんぱぱ

皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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