入居宅訪問の受け入れ90回以上の"一条工務店ベテラン施主"がお役立ち記事を掲載中

【一条工務店】入居宅訪問”受け入れる側”体験談【よくある質問や準備について】

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こんにちは、てんぱぱです。

ハウスメーカーや工務店を比較・検討する際に役立つのが『実際にお住まいのお宅に訪問する』ことです。

一条工務店では『入居宅訪問』と呼ばれるものです。(我が家も4件のお宅にお伺いしました。)

入居宅訪問を通して、暮らしのイメージが湧いたことが、我が家が一条工務店に決めた理由のひとつでもあります。

そして、マイホームが完成した後、我が家は入居宅訪問に『行かせてもらう側』から『お越しいただく側』へと立場が変わりました。

引き渡しから約5年が経過して、これまで100回近く入居宅訪問にお越しいただいており、もはや趣味のひとつと言っていいかもしれません。

…とはいえ、初めての入居宅訪問の受け入れの際には、とても戸惑ったことを覚えています。

何より困ったのが、参考になるものがないということ。

そこで、今回は『入居宅訪問を受け入れる立場』としてお話しします。

あなた

入居宅訪問に『行かせてもらった』という体験談はたくさんあるけど、入居宅訪問に『来てもらった』という体験談は少ないなぁ…。

てんぱぱ

入居宅訪問の受け入れのヒントになる内容です。
また、入居宅訪問に行く際にも参考になる内容ですので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

入居宅訪問受け入れの実績

まずはじめに、我が家の入居宅訪問受け入れの実績について、簡単に紹介します。

なお、以下の実績はすべて2024年8月末時点のものです。

  • 引き渡し:2019年9月
  • 初回受け入れ:2021年11月(引き渡しから約1ヶ月半後)
  • 受け入れ回数:計94回 ※下表参照
  • 営業担当者:8名 (我が家の担当者:1名 / 同じ展示場の別担当者:6名/違う展示場の担当者:1名)
  • 受け入れ形式:訪問・Web (『1世帯のみ対象』『同時に複数世帯を対象』ともに対応実績あり)
スクロールできます
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月合計
201900101
202001200003001310
202115114014021121
202203311022032118
202312221115123324
20244433041120
【表】月別 入居宅訪問受け入れ回数(単位=回) ※2024年8月末時点

2021年頃から、我が家の営業担当者と同じ展示場に所属する、他の営業担当者からも入居宅訪問の依頼を受けることが多くなりました

どうやら、入居宅訪問に使いやすい施主宅の情報が営業担当者どうしで共有されているようです…。

(実際、2023年2月には違う展示場の営業担当者から入居宅訪問の依頼がありました。いつもの展示場から紹介されたようです。)

【追記】

2024年を迎えて、ついに入居宅訪問の受け入れが90回を突破しました…!!

(ちなみに、2023年は24回の入居宅訪問の受け入れを行い、年間最多記録となりました。)

回数を重ねるにつれ、自作資料の完成度が高まったり、やたら手慣れた雰囲気で説明したり、

「もしかして一条工務店の関係者…?」

「裏で何かしら手回しされてる…?」

「施主のふりした営業担当者…?」

…などなど、疑惑の目を向けられる場面もありますが、まったくもってそんなことありません。

「なんかよく分からないけど、詳しい施主の家に来られてラッキー★」とでも思っていただければ…(^_^;)

入居宅訪問受け入れの流れ

当日までの流れ

  1. 【営業担当者から依頼】だいたい1週間ほど前に、メールもしくは電話にて依頼いただく場合が多いです。
  2. 【掃除・片付け】依頼を受けてから当日まで、掃除と片づけを進めます。
  3. 【作戦会議】営業担当者からお聞きしたお客さまの検討状況をもとに、どんなことをお伝えするか夫婦で考えます。
  4. 【当日準備】当日の説明に使用する資料を準備します。
  5. 【本番】基本的に僕が案内して、1時間前後で終了する場合が多いです。本番の流れは後述します。
  6. 【反省会】終了後、気付けば反省会がスタートしています…。

入居宅訪問本番の流れ

  1. 【挨拶】お客さまに家の中にお入りいただき、ご挨拶。(約2分)
  2. 【基本情報】我が家の家族構成や引き渡し時期などの基本情報をお伝え。お客さまのこの後の予定も確認。(約3分)
  3. 【案内(1F)】1F(LDK・玄関・水回り)を一通りご案内。(約15分)
  4. 【案内(2F)】2F(主寝室・子供部屋・WIC)を一通りご案内。(約10分)
  5. 【資料説明】1Fに戻り、ダイニングに着席いただく。我が家の見積書や光熱費を公開して説明。(約20分)
  6. 【質疑応答】お客さまからの質疑応答。なお、案内中に質問があった場合はその場で回答しています。(約10分)

入居宅訪問受け入れについてのQ&A

それでは、入居宅訪問の受け入れについてのQ&Aを掲載いたします。

『入居宅訪問に来てもらう立場』のあなたにも、『入居宅訪問に行かせてもらう立場』のあなたにも、参考にしていただければ幸いです。

入居宅訪問全体について【2項目】

【Q】当日はどんなことを話していますか?

【A】以下のような内容についてお話ししています。

項目概要
基本情報家族構成・引き渡し時期・間取りの特徴(延床面積約30坪/2F建て/3LDK/吹き抜けあり 等)
1F キッチンアイランドでもペニンシュラでも同費用/収納力/固定棚と自在棚を活用した家電収納スペース
1F ダイニングキッチンとダイニング横並び/ダイニング背面の収納スペース
1F リビング採光◎の吹き抜け(冬でも寒くない)/壁掛けTV(要下地)/オープンステア下部の活用
1F 水回り洗面室と脱衣室を分けた/物干しスペース兼用/洗面室隣にトイレ→トイレ内手洗い不要
2F 廊下物干しスペース(吹き抜けに面しており洗濯物を干しつつリビングの子供の様子が見える)
2F WIC2Fの廊下から出入り→乾いた洗濯物をハンガーのまま収納可能(ハンガーパイプは上下2段)
2F 主寝室すのこベッド使用→さらぽかの効果なのかカビなし(以前のアパートではカビがすごかった…)
2F 子供部屋独立型で2部屋確保(4.5帖+クローゼット・本棚)→最低限だが机とベッドを置けば充分機能
図面・見積書初回版と最終版で見積もり金額に変動なし
光熱費毎月支払う電気代と太陽光発電の実績を比較→年間トータルで充分なプラスになっている
マイホームノートミス等の防止のため記録を残す→設計担当者にもコピーをお渡し→トラブルなく建築完了
入居宅訪問でお話しする内容

【Q】どんな資料を準備していますか?

【A】以下の3点です。

  • 図面・見積書:初回版から最終版まですべて準備しています。
  • 光熱費まとめ:毎月の電気代と太陽光発電の実績を表とグラフに整理したもの。
  • マイホームノート:我が家の要望や打ち合わせのメモを記録したノートです。
我が家の”マイホームノート”

よく質問されること【10項目】

【Q】他はどんなハウスメーカーを検討していましたか?

【A】最後まで検討したのは、アイ工務店アキュラホームです。

両社とも、魅力があったうえに500万円ほど安い見積もり金額でしたが、我が家は一条工務店を選択しました。

一条工務店に決めた理由については、次のQ&Aにて回答いたします。

【Q】なんで一条工務店に決めたのですか?

【A】以下の3つの理由から、一条工務店を選択しました。(詳細は関連記事に記載しております。)

  • 暮らしのイメージがしやすかった
  • 性能を裏付けるしっかりした根拠がある
  • 費用の見込みが立てやすい

【Q】後悔していることはありますか?それはどんなことですか?

【A】大きな後悔はないです。

要望の抜け漏れ等ないように、マイホームノートを設計担当者と共有しながら進めたおかげかも知れません。

ただ、打ち合わせの終盤に決定した照明のスイッチ位置については、何ヶ所か小さな後悔があります。

日常生活に影響を及ぼすほどではないですが『ここにもスイッチあったほうがよかったなぁ…』『ここ、わざわざスイッチ分ける必要ないなぁ…』と思うところはあります。

…とはいえ、これはどこのハウスメーカーを選んでいても発生する可能性のある後悔かな、と思っています。

一条工務店を選んだこと自体については、後悔はないです。

【Q】取り入れて良かったオプションは何ですか?

【A】僕個人の感覚ですが、以下のオプションについての満足度が高いです。

  • 床材:1Fのみ『ライブナチュラルプレミアム オーク』に変更。傷も目立ちにくく、お洒落度UPします。
  • 玄関ドア リモコンキー:荷物が多いときや外が寒いときに、楽に素早く鍵を開けられます。
  • 壁掛けTV&TVボード:リビングが広く感じます。配線が壁の中なので、子供が触る心配もないです。
  • 室内物干し:標準のホスクリーンに追加して、全5ヶ所室内物干しを設置しています。
  • 食洗機:標準タイプから深型タイプに変更。食器洗いから開放されて、毎日大活躍です。
  • ハイドロテクトタイル:性能面はもちろん、陰影のある見た目がお気に入りです。

【Q】不要だったと感じるオプションは何ですか?

【A】ないです。

毎晩のように夫婦会議を開催して、よく話し合った結果、不要なものは取り入れずに済みました。

【Q】太陽光発電はどうですか?設置して良かったですか?

【A】設置して良かったと感じています。

ざっくりですが、平均すると6,000円/月くらいのプラスになっています。

  • 搭載量:10.5kWh
  • 売電単価:15.4円/kWh
  • 余剰買取(買取期間:20年間)

現在では、太陽光発電と蓄電池のセットが設置できるようで羨ましいです…。

【Q】『さらぽか』って正直どうですか?エアコン必要ですか?

【A】採用して良かったですが、真夏はエアコンは必要です。

梅雨や夏場でも除湿されて快適な湿度に保たれていることが、いちばんのメリットだと感じています。

冷房設備として考えると、真夏にはやや物足りなく感じますが、除湿設備として考えると非常に良いものです。

さらぽかを採用したうえで、家全体を冷房できる位置にエアコンを設置できればベストだと思います。

【Q】土地探しはどうやって進めましたか?

【A】ハウスメーカーの営業担当者に条件をお伝えしたうえで『土地情報+間取り+見積書』の3点セットで提案いただくよう依頼しました。

土地探しについては、以下の関連記事もご覧ください。

【Q】工場見学はしましたか?

【A】名阪工場の見学に行きました。

一条工務店の家がどのように作り上げられるのかが分かり、参考になります。

『家は、性能。』という一条工務店のキャッチコピーには、きちんと裏付けがあることを体感できる機会です。

また、単純に社会見学として面白いです(笑)

※参考:一条工務店 Webサイト 住まいの体験館

【Q】外構の施工業者は提携ですか?提携外ですか?

【A】我が家は提携の外構業者に依頼しました。

外構の一括見積もりができるWebサイトを通じて、2〜3社ほど提案をいただきました。

しかし、さほど費用も変わらず、プランも気に入ったものがなく…。

それなら、提携の外構業者のほうがスムーズに進められると判断しました。

営業担当者から「話してほしい」と依頼されること【3項目】

【Q】予算の決め方について

【A】ファイナンシャルプランナーに相談した結果をもとに予算を設定しました。

『日々の生活を圧迫することなく、住宅ローンの借り入れが可能な最大の金額』を算出していただき、それを我が家の家づくりの予算としました。

【Q】家づくりにおける『ランニングコスト』の重要性について

【A】家づくりにおいて、以下2点の考慮しておくべき費用があります。

  • イニシャルコスト:家を建てるために必要な費用(見積もり金額)
  • ランニングコスト:暮らし始めてから継続的に必要になる費用(光熱費やメンテナンス費用)

どうしてもイニシャルコストに目が向きがちですが、一条工務店ではランニングコストについても考えられた家づくりがされています。

それも、我が家が一条工務店を選択した理由のひとつです。

【Q】お客さまの背中を押してほしい

【A】一条工務店に限らず、家づくりは動き出すと予想以上のスピード感で進んでいきます。

それゆえ、そのスピード感に対して『このまま一条工務店で家づくりを進めていいのかな…?』と、不安に思うお客さまもいるようです。

入居宅訪問全体を通して、一条工務店と進める家づくりをイメージいただけるような案内・説明を心掛けています。

入居宅訪問を受け入れるメリットとデメリット

入居宅訪問を受け入れることについてのメリットとデメリットについて、3点ずつお話しします。

入居宅訪問受け入れのメリット

  • 愛着ある我が家について、思う存分お話しすることができます。
  • お客さまを迎え入れるにあたり、しっかり掃除や片付けをするため、家が綺麗になります。
  • 入居宅訪問を受け入れると、一条工務店から謝礼(商品券)をいただくことができます。

【追記】2024年7月下旬以降、一条工務店からの謝礼がi-ポイントに変更となっております。

入居宅訪問受け入れのデメリット

  • 掃除や片付けなど、それなりに準備がバタバタします。(今ではだいぶ慣れましたが。)
  • 入居宅訪問は土・日・祝に実施されることが多く、短時間とはいえ貴重な休日を費やすことになります。
  • 自宅の情報はお客さまの手元に残りませんが、立地や間取り等が知られることになります。

以上のようなメリット・デメリットがあると実感しています。

我が家が入居宅訪問の受け入れを続けている理由は『自分たちの経験をお伝えすることがお客さまの役に立つ』ためです。

家づくりをしていてハウスメーカーを比較・検討しているとき、我が家も一条工務店の入居宅訪問に行かせてもらいました。

それによって、一条工務店の家で暮らすイメージが湧いたことが、決め手のひとつになりました。

また、入居宅訪問を受け入れていただいた方々には、いろいろなことはお聞かせいただき、非常に参考になったことを覚えています。

恩返しというわけではありませんが、同じようにお客さまの役に立ちたく、入居宅訪問を受け入れている次第です。

入居宅訪問にお越しいただく皆様へのお願い

入居宅訪問を受け入れる側の立場から、入居宅訪問にお越しいただく皆様へのお願いです。

『実際に暮らしている家を見学できて、住人と話ができる』という機会はとても貴重です。

せっかくなので、疑問や質問は遠慮せずにどんどん投げ掛けてください。

一条工務店のことはもちろん、他のハウスメーカーのことも含めた、家づくり全般についてお答えします。

一条工務店の家に満足している住人が入居宅訪問の受け入れをしていると思います。(我が家もそうです。)

ですので、多少なりとも一条工務店を持ち上げ気味となってしまう場面があります…。

満足度が高いからこそですので、ご了承いただければ幸いです。

家族みんなでお越しいただき、お子さまには遊んで待ってもらうことも多いです。

我が家のおもちゃも出しますし、遊び相手にもなりますが、たまに遊び方がやんちゃなお子さまもおられます…。

さすがに僕や妻からは注意しづらいので、そのあたりも少々気に掛けていただけると嬉しいです。

あと、番外編として、一条工務店の営業担当者の皆様へのお願いについてもお話しします。

可能であれば、お連れいただくお客さまの『年齢層・家族構成・検討状況』を事前にお聞かせいただけると助かります。

また『これはぜひお客さまにお話ししてほしい』ということがあれば、ぜひ教えてください。

当日、お客さまにお話しする内容を検討する際にとても役立ちますので、遠慮なくリクエストしてください。

まとめ

入居宅訪問を受け入れるあなたも、入居宅に出向くあなたも、この貴重な機会を、ぜひ有効活用してください。

この記事がそのためのヒントになれば嬉しいです。

てんぱぱ

皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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