【実績公開】一条工務店 3ヶ年の電気代&太陽光発電(2020〜2022年)【ランニングコスト】

こんにちは、てんぱぱです。

以前、このような記事を投稿いたしました。

上記の記事から1年以上が経過して、2022年の電気代と太陽光発電の実績も出揃いました。

…というわけで、今回の記事では3ヶ年分(2020〜2022年)の電気代と太陽光発電の実績についてお話ししいたします。

家づくりの際には『いくらくらいの金額で家が建つの?』ということ、いわゆる“イニシャルコスト”に目が向きがちです。

しかし、見落としがちですが『暮らし始めてからどのくらいの費用が必要なの?』ということ、“ランニングコスト”についても、とても重要な観点となります。

ランニングコストの中でも、毎月の生活に深く関係する電気代について、我が家の過去3年間の実績をありのままに公開します。

あわせて太陽光発電についても、同じく過去3年間の実績をお伝えします。

「暮らし始めてから毎月の電気代ってどのくらい?」

「太陽光発電って、実際どうなの?」

もしこんな疑問をお持ちでしたら、ぜひこの記事をお読みください。

てんぱぱ

電気代が高騰した2022年についても、我が家のリアルな実績を公開いたします…。ぜひ最後までご覧ください。

目次

我が家の基本情報

まず、我が家の基本情報をお伝えします。

【建物タイプ】一条工務店 ismart(アイスマート)

【引き渡し】2019年秋

【建物の特徴】2F建て/延床面積約30坪/3LDK/吹き抜けあり/オール電化

【電力会社】関西電力

【太陽光発電搭載量】10.5kW

【売電単価】15.4円/kWh(余剰買取) ※買取期間:20年間

【蓄電池】搭載なし

【省エネ地域区分】6地域(旧区分では5地域)

我が家の電気代&電気使用量(過去3年間の実績)

まずは、過去3年間の我が家の電気代を公開いたします。

【2020年】月別電気代(単位=円)

支払額:①発電額(消費額+売電額):②(消費額)(売電額)差(②-①)
113,28510,7502,7028,048-2,535
212,95913,0712,84410,227+112
311,30819,5572,40817,149+8,249
410,59021,9122,54819,364+11,322
57,05122,6192,96119,658+15,568
69,57520,1974,29515,902+10,622
712,02114,9504,29910,651+2,929
811,64224,1096,25017,859+12,467
910,43216,8423,77213,070+6,410
109,27415,5032,05013,453+6,229
119,98813,5832,47911,103+3,595
1217,09812,6253,5469,078-4,473
平均11,269/月17,143/月3,346/月13,797/月+5,875/月
合計135,223/年205,718/年40,154/年165,564/年+70,495/年
【表】月別電気代:2020年(単位=円)
【グラフ】月別電気代:2020年(単位=円)

【2021年】月別電気代(単位=円)

支払額:①発電額(消費額+売電額):②(消費額)(売電額)差(②-①)
115,86713,1293,9189,211-2,739
214,12115,8233,98811,835+1,702
312,94919,3394,04315,295+6,390
49,29521,9152,89919,016+12,620
57,54418,7542,51316,241+11,120
610,01320,0863,92916,158+10,073
711,34021,0685,32615,742+9,728
812,06318,1315,04713,084+6,068
911,35814,9523,76311,190+3,594
109,90416,9482,72914,219+7,044
1112,05013,7902,45511,334+1,740
1219,89812,4683,4998,969-7,430
平均12,200/月17,200/月3,676/月13,524/月+5,000/月
合計146,402/年206,402/年44,109/年162,293/年+60,000/年
【表】月別電気代:2021年(単位=円)
【グラフ】月別電気代:2021年(単位=円)

【2022年】月別電気代(単位=円)

支払額:①発電額(消費額+売電額):②(消費額)(売電額)差(②-①)
122,08412,1094,2327,877-9,975
221,46314,9884,47010,518-6,475
317,67818,2073,99114,216+529
410,81721,7233,08318,640+10,906
58,47822,3722,60419,767+13,894
611,94521,3673,91317,454+9,422
713,62320,3695,50214,867+6,746
816,64320,5555,63714,918+3,912
914,18117,9303,97413,955+3,749
1011,50016,2111,81814,393+4,711
1116,53313,0051,95711,048-3,528
1228,13612,5533,2469,308-15,583
平均16,090/月17,616/月3,702/月13,914/月+1,526/月
合計193,081/年211,389/年44,427/年166,962/年+18,308/年
【表】月別電気代:2022年(単位=円)
【グラフ】月別電気代:2022年(単位=円)

過去3年間の電気代について

2020年と2021年は、年間の平均で電気代は12,000円/月前後でした。

しかし…、2022年は年間平均で電気代が約16,000円/月と上昇しています。

その理由として、以下2点のような仮説があるのでは、と考えています。(あくまで僕の推測です。)

【電気使用量の増加】

2020年や2021年と比較して、2022年は電気使用量が増加したのではないか、という仮説です。

実際、2022年の1・2月は平均気温が低く、それに伴い電気使用量も増加していました。

(全館床暖房での電気使用量が増加したためだと考えられます。)

ただし、2021年と2022年の電気代と電気使用量を比較すると、電気使用量が減少もしくは同程度であっても、電気代が上昇している月が1年の半分以上ありました。

このことから、電気使用量の増加が電気代の上昇に繋がっているケースもありそうですが、主要因ではないと考えられます。

【電気代の高騰】

ニュースなどでよく見かけたように、単純に電気代そのものが高くなっている、という仮説です。

下表は、電気代と電気使用量について、2021年の実績を100とした場合の2022年の増減を示したものです。

(2021年と比較して20%以上の増加が見られたところにマーキングしています。)

2021年
電気代(円)
2022年
電気代(円)
電気代
の増減(%)
2021年
電気使用量(kWh)
2022年
電気使用量(kWh)
電気使用量
の増減(%)
115,86722,084+39.2731879+20.2
214,12121,463+52.0649835+28.7
312,94917,678+36.5580669+15.3
49,29510,817+16.4376379+0.8
57,5448,478+12.4278275▲1.1
610,01311,945+19.3398404+1.5
711,34013,623+20.1460452▲1.7
812,06316,643+38.0480541+12.7
911,35814,181+24.9443429▲3.2
109,90411,500+16.1375329▲12.3
1112,05016,533+37.2467475+1.7
1219,89828,136+41.4803823+2.5
平均12,20016,090+31.9503541+5.4
【表】電気代&電気使用量 比較(増減は2021年実績を100%とする)

ご覧いただいた通り、2022年の電気代は2021年と比較して20%以上の増加となった月が8ヶ月もあります。

年間トータルでも、2021年より30%以上の増加となっています。

その一方、電気使用量は1・2月こそ2021年実績より20%以上の増加が見られますが、年間トータルでは約5%の増加に留まっています。

(月によっては、電気使用量は減少しているのに電気代が増加していることも…。)

このことから、ただ単純に電気代そのものが高くなっている、ということが主要因だとで考えることができます。

ニュースなどでも取り上げられたように、2022年は我が家も含めて、電気代高騰の影響を受けられたのではないでしょうか。

電気代だけではなく、いろいろと物価も高騰しており、世知辛いですよね…。

そんな状況の中、電気代が高騰したとはいえ、年間平均で約16,000円/月に抑えられていることを思えば、高性能な家を建てる一条工務店を選択してよかったと振り返っています。

我が家の契約時には登場していませんでしたが、今なら一条工務店では太陽光発電と蓄電池を導入できます。

これだけ電気代が上昇してしまった状況では、非常に役立つのではないでしょうか。

ただただ、 蓄電池のある家が羨ましいです…。

我が家の太陽光発電(過去3年間の実績)

我が家の太陽光発電パネル(工事中に撮影)

続いて、我が家の過去3年間分の太陽光発電の実績についてお伝えします。

【2020年】月別太陽光発電実績(単位=kWh)

想定:①発電量(消費量+売電量):②(消費量)(売電量)比較(②÷①)
171169817552398.2%
2743849185664114.2%
39811,2701561,114129.5%
41,1321,4231651,257125.7%
51,3101,4691921,277112.1%
61,0831,3112791,033121.1%
71,19097127969281.6%
81,2331,5664061,160127.0%
91,0141,094245849107.9%
108921,007133874112.9%
11707882161721124.8%
12652820230590125.7%
平均971/月1,113/月217/月896/月114.7%
合計11,658/年13,358/年2,607/年10,751/年
【表】月別太陽光発電実績:2020年(単位=kWh)
【グラフ】月別太陽光発電実績:2020年(単位=kWh)

【2021年】月別太陽光発電実績(単位=kWh)

想定:①発電量(消費量+売電量):②(消費量)(売電量)差(②÷①)
1711853254598119.9%
27431,027259769138.3%
39811,256263993128.0%
41,1321,4231881,235125.7%
51,3101,2181631,05593.0%
61,0831,3042551,049120.4%
71,1901,3683461,022115.0%
81,2331,17732885095.5%
91,01497124472795.8%
108921,101177923123.4%
11707895159736126.7%
12652810227582124.2%
平均971/月1,117/月239/月878/月115.1%
合計11,658/年13,403/年2,864/年10,539/年
【表】月別太陽光発電実績:2021年(単位=kWh)
【グラフ】月別太陽光発電実績:2021年(単位=kWh)

【2022年】月別太陽光発電実績(単位=kWh)

想定:①発電量(消費量+売電量):②(消費量)(売電量)差(②÷①)
1711786275512110.6%
2743973290683131.0%
39811,182259923120.5%
41,1321,4112001,210124.6%
51,3101,4531691,284110.9%
61,0831,3872541,133128.1%
71,1901,323357965111.1%
81,2331,335366969108.3%
91,0141,164258906114.8%
108921,053118935118.0%
11707845127717119.4%
12652815211604125.0%
平均971/月1,144/月240/月903/月117.8%
合計11,648/年13,727/年2,885/年10,842/年
【表】月別太陽光発電実績:2022年(単位=kWh)
【グラフ】月別太陽光発電実績:2022年(単位=kWh)

過去3年間の太陽光発電実績について

3年間とも、一条工務店の想定に対して115%前後の実績でした。

太陽光という自然のものが相手であるため、下記のグラフのように、同じ月でも日照時間にはバラつきがあります。

そのため、単月で見れば想定より発電できなかった月もありますが、それでも通年では想定を約15%上回る実績が出ています。

【参考】2020〜2022年 月別日照時間(観測地点:奈良)

一条工務店と契約後、ローンの借入金額を抑えるために太陽光発電を設置するか否か悩んだこともありました。

それでも、以下のような2つの理由で太陽光発電を設置しました。

【売電収入】

平均すると月1万円ちょっとの売電収入になります。

我が家は別口座に入金するようにして『太陽光発電貯金』をしています。

【将来への備え】

災害等で停電しても、晴れた日中なら電気が使えることの安心感があります。

また、将来的に蓄電池を取り付けたいと考えています。

(今では一条工務店なら太陽光発電と蓄電池をセットで導入できるとのことで、羨ましい限りです…。)

これまでお話ししたように、充分な実績も出ており『太陽光発電を設置しておいて良かった』と実感しています。

まとめ

我が家の過去3年間(2020〜2022年)の電気代と太陽光発電について、ありのままの実績をお伝えしました。

この記事に書き綴った内容は、我が家のリアルな“ランニングコスト”のひとつですが、参考になりましたでしょうか。

マイホームを建てる際に大事な観点のひとつである、“ランニングコスト”のひとつの事例としてご覧いただければ幸いです。

以下は月別の電気代と太陽光発電の実績の3ヶ年比較です。よろしければ、あわせてご覧ください。

てんぱぱ

皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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