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こんにちは、てんぱぱです。
今回は『家づくり暴露バトン』という企画に便乗して、我が家の家づくりについて費用面を中心に赤裸々に公開いたします。
一条工務店の家を建築するのに必要な費用感を把握していただける内容です。
ぜひ、最後までお付き合いください。
『家づくり暴露バトン』とは…?
Twitterのコミュニティである『#家系ブログを盛り上げる会』の企画。
家づくりブログを執筆している家系ブロガーの皆様が、マイホームについての総建築費や住宅ローン等を大公開している、非常に有益な内容の企画です。
我が家も遅ればせながら、その企画に便乗させてもらいました。
一条工務店の家を建てるのに、いくら必要なの?
月々のローン支払い額ってどれくらい?
頭金っていくら用意した?
こんな「気になるけど聞きづらい疑問」について、オープンに回答いたします!
それでは我が家の『家づくり暴露バトン』をご覧ください。
我が家の基本情報
夫婦と子供2人の4人家族です。
- てんぱぱ(30代中盤)
- 妻(30代中盤)
- 息子(5歳)
- 娘(1歳)
夫婦共働きで世帯年収は約800万円。(ちなみに、妻のほうが年収が高い…。)
京都府ですが、ほぼ奈良県のような場所に暮らしております。(省エネ地域区分:6地域)
建築先
2018年の秋に契約して、2019年の秋に引き渡しとなりました。
建物スペック
建物本体価格
約2,080万円(税抜)
総建築費用
約2,760万円(税抜)
内訳
- 建物本体:約2,080万円
- 建築申請・その他諸費用:約45万円
- 付帯工事:約100万円
- オプション:約310万円
- 太陽光発電:約225万円
これらの費用に加えて、消費税が約220万円でした。(我が家は税率8%の頃に契約・引き渡しです。)
外構工事
約200万円(税抜)
【内訳】
- 1次外構工事:約40万円
- 土工事(整地・防草シート&人工芝・残土処分 等):約44万円
- 組積工事(門柱・土留ブロック工事 等):約9万円
- 仕上げ工事(土間コンクリート・洗い出し・門柱塗装・ 等):約35万円
- 金物・電気工事(ポスト・カーポート・照明・フェンス 等):約50万円
- その他(諸経費 等):約22万円
ちなみに、我が家は一条工務店と提携している外構業者に依頼しました。
外構業者の相見積もりができるWebサイトで見つけた、他の外構業者と金額にさほど差がなかったためです。
また、提携の外構業者のWebサイトの施工事例に、一条工務店の家がたくさんあったことも決め手でした。
土地の購入費用
約1,800万円(土地費用+諸費用)
住宅ローン借入額
約5,000万円
家づくりを開始してすぐ、ファイナンシャルプランナーにライフプランを作成していただきました。
それをもとにして、住宅ローン借入額の上限(=家づくりの予算の上限)を決定しています。
(僕の勤務先の福利厚生の中に”ファイナンシャルプランナーとの無料相談”があり、それを活用しました。)
頭金の金額
0円(頭金なし)
いくらか頭金を出せる状況にはありましたが、手元資金として置いておきたく、頭金なしという決断をしました。
ちなみに、一条工務店と契約後に金利が高かった自動車のローン残額は一括で返済しています。
月々のローン返済額
約13万円
年2回、ボーナス支給月は上記金額に+10万円となります。
以前に暮らしていたアパートの家賃と比較すると、約5万円/月の増加となりました。
住宅ローンの金利
以下2つのローンを組み合わせています。(ともに一条工務店と提携しているローンです。)
一条工務店の提携であるため、ローンについても営業担当者が窓口となり、手続きはとてもラクでした。
【諸費用ローン:オリコ】
- 金利(1〜20年目):1.5%
頭金なしでフラット35の借入額を9割以下にするために利用しているローンです。
一条工務店と提携しているプランのようです。
我が家は夫婦とも安定感を求めるタイプであるため、変動金利は検討すらしませんでした…。
ちなみに、住宅ローン控除が終了したタイミングで、多少なりとも繰り上げ返済をしようかと考えています。
金利の高い諸費用ローンから繰り上げ返済するほうが良いかと思っていますが、詳しい方々にアドバイスいただけたら嬉しいです…。
家づくり関連の補助金
補助金として手に入れたのは、すまい給付金のみです。
あと、営業担当者からよく入居宅訪問受け入れの依頼があります。
入居宅訪問の受け入れをすると、一条工務店から謝礼として商品券をいただけます。
ある意味、それも補助金みたいなものかもしれませんね(笑)
他に検討したハウスメーカーや工務店
図面や見積書を提示いただいて、具体的に検討したのは、アイ工務店とアキュラホームです。
家具・家電
アパートで暮らしていた家具・家電をけっこう持ち込みました。
そろそろソファーを置きたいと考えていますが、子供がまだ幼いため躊躇しています…。
マイホームをきっかけに購入した家具・家電
- TV(LDK用)
- TVボード(壁掛けタイプ)
- 照明(ルイスポールセン・PH5)
- 炊飯器
- ロボット掃除機(DEEBOT)
- すのこベッド
アパートから持ち込んだ家具・家電
- ダイニングテーブル&チェア(ニトリ)
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 掃除機(マキタ)
- TV(寝室用)
- 2F エアコン
- 電動自転車
火災保険・地震保険の金額
約18万円
内訳
- 火災保険(10年間):約14万円 ※水災なし
- 地震保険(5年間):約4万円
一条工務店と提携している東京海上日動火災保険㈱と契約しました。
ハザードマップと現地を確認して、水災は問題ないと判断したため、水災は除外しています。
家づくりのきっかけ
たしか2018年の春くらいだと思うのですが、妻の友人が新築したマイホームにお招きいただいたことがきっかけでした。
その帰り道、夫婦で「やっぱりマイホームえぇなぁ!」と盛り上がり、我が家のマイホーム計画が動き出したのです。
そして、2018年の初夏にスーモカウンターや住宅展示場に出向き、具体的にハウスメーカーを検討し始めました。
2018年の秋に一条工務店と契約して、2019年の秋にマイホームが引き渡され、現在に至ります。
賃貸にしなかった理由
賃貸ではなくマイホームを選択した理由は、以下の2点です。
【夫婦お互いの仕事の状況】
夫婦とも転勤がほぼなく、転勤があったとしてもエリアが限定されており通勤圏内で収まるためです。
転勤の心配をしなくていいのは、マイホームを考えるうえでメリットでした。
【子育て環境】
マイホームを検討し始めた頃、息子は1歳半くらい。
息子がいろいろと動き回るようになり、当時暮らしていたアパートでは手狭になりつつありました。
もともと「子供は2人欲しい」というのが夫婦一致した考えでしたが、手狭なアパートで2人の子育てをするイメージが思い浮かびませんでした…。
これらの理由から、マイホームを手に入れるべく動き始めました。
ちなみに、夫婦とも実家が戸建てマイホームです。
そんな環境で育ったため、夫婦ともマイホームについては「マンションではなく戸建て」という考え方で一致していました。
家づくりで参考にした情報源
以下の情報源を参考にしながら、家づくりを進めました。
- ブログ
- ハウスメーカー各社のWebサイト
- ハウスメーカー各社の資料(パンフレット等)
- 書籍
ちなみに、一条工務店を知ったきっかけがInstagramです。
初めて住宅展示場を訪れた際に、妻が「Instagramで一条工務店の家に住んでいる人が多いし、一度見てみたい」と言ったことで、ismartのモデルハウスに足を踏み入れました。
暮らし始めてからも、Instagramで紹介されている収納方法などを真似しています。
キッチンや洗面台など、同じ住宅設備を使用する施主の多い一条工務店のメリットだと実感しています。(一条工務店オリジナルの住宅設備が多いため。)
家づくりの後悔ポイント
日常生活でストレスを感じるほどではありませんが、以下3点はちょっとした後悔ポイントです。
【照明スイッチの位置】
「ここの照明スイッチは1ヶ所に集めておいたほうが便利だったなぁ…」「1Fと2Fのどちらでも照明のON・OFFできるようにしておきたかったなぁ…」と感じる箇所があります。
【2Fエアコンの取り付け位置】
アパートから持ち込んだエアコンをとりあえず2F主寝室に設置しましたが、ほぼ使用していません…。
吹き抜けに面した2F廊下に設置しておけば、夏場さらぽかと併用して家全体を冷やすために活用できたかもと反省。
【カーポートの排水】
1ヶ所だけカーポートの排水が直接土間コンクリートに流れるようになっています。
そのせいで土間コンクリートが汚れてしまうため、排水が流れる先を考えておくべきでした…。
家づくりの費用を抑えるコツ
「必要以上に大きな家にしない」ということでしょうか。
我が家は土地の建ぺい率・容積率から、最大でも延床面積30坪ちょっとまでの家しか建てられません。
スーモカウンターの担当者や他のハウスメーカーの営業担当者からは、35坪くらいが一般的な大きさとお聞きしていました。
「30坪ちょっとの家なら、希望はなかなか実現できないかな…」と心配していましたが、以下のような工夫も交えた結果、大満足のマイホームが完成しています。
土地の面積や建ぺい率・容積率に余裕がある場合、間取りの希望を叶えるために延床面積を広げることもひとつの方法です。
しかし、費用を抑えるためには、延床面積を変えずに希望を叶える方法を考えることが大事だと思います。
これから家を建てる方々へのアドバイス
夫婦でしっかり話し合い、家づくりの方向性を一致させておくことです。
我が家も毎晩のように夫婦会議を開催していました…。(しんどかったですが、今となっては良い想い出です。)
そして、夫婦で1冊「家づくりノート」を準備することをおすすめします。
夫婦会議で話し合った内容やハウスメーカーとの打ち合わせ内容など、家づくりについての記録を1冊のノートに記録しておくためです。
毎回の打ち合わせ終了後、設計担当者にノートをコピーしてもらうことで抜け漏れ等ほぼなく進められました。
スムーズに打ち合わせが進んだおかげで、当初の予定より上等日が前倒しになりました。
まとめ
多くの方々にとって”一生に一度”かつ”人生最大の買い物”となるであろうマイホーム。
毎週のようにある打ち合わせ、選択や決断を迫られることの連続…。
なかなか大変なこともありますが、苦労した末に建築されたマイホームにはおのずと愛着が湧くかと思います。
「マイホームどうしようか…」と悩み迷っているあなたの背中を押すヒントとして、この記事がお役に立てたなら嬉しいです。
皆様の素敵な家づくりのために、このブログがお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。